吉祥寺のあんこ屋の歴史

(有)平澤製餡所の初代代表、平澤惣作は

先に目黒区の方で製餡所を営んでいた親戚からの誘いもあり

(現在は横浜にある株式会社 平沢製餡所)

静岡県興津から上京し東京都武蔵野市吉祥寺という地で

昭和30に製餡所を始めたのが吉祥寺のあんこ屋の始まりです。

静岡県興津はあんこを作るための機械を発明した北川勇作さんと内藤幾太郎さんの出身地でもあります。

小豆は、その年の天候の影響などで毎年出来も変わり、一粒一粒性格が違います。

その為、創業以来ずっとこだわり続けていること、

それは先代から受け継いできた伝統の製法で厳選した北海道小豆の味と香りを

最大限に引き出し製造することです。

平成26年に工場の老朽化の問題で、三鷹に移転しましたが

ご近所の皆様からのありがたい要望もあり、小売りができるよう350gパックの

吉あんを作り、工場跡地に建てた自宅を無理やり店舗化し販売できるようになりました。

おかげでたくさんのお客様に吉祥寺のあんこ屋の味を知ってもらう事ができ、あんこを

使った商品開発もできました。

しかし、吉祥寺に工場があった頃から近隣からの苦情があり、、

三鷹に工場移転後も苦情は続いており、吉祥寺で営業を続けていくのは難しい事と、これ以上の近隣トラブルに発展させない為にも令和4年に自宅兼店舗ですが移転することに

なりました。

現在は三鷹にある工場を本社工場とし、吉祥寺のあんこ屋は新たに営業再開できるよう

新しい店舗を探しつつ計画中でございます。